1. 全社一丸となって目標達成をする仕組み
社員のモチベーション・責任感に関する基礎理論のページで、組織目標があり、個人がそれに応じて行動目標を立て、結果を確認するという流れが、結局は組織の活性化につながるということが少し明確になってきたと思います。ここからは、じゃあ、具体的に「どうやって」という方法論について記述します。
話の流れを課題、要件、施策の3つに整理してみました。
課題 | 要件 | 施策 |
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業績を改善している会社の秘訣
経営の基本は、計画を立て、事業を行い、それを評価し、悪い点を改善していく仕組みにあると言われます。この仕組みに社員を巻き込んで行く為に経営計画発表会や対策会議があります。勿論、その為には業績が適時(タイムリーに)分かる仕組みが必要です。
「経営計画なんて作っても…」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、これを作り、発表することが社員を巻き込む秘訣のようです。
目次
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幹部・社員を巻き込んだ経営計画の策定方法
ただ、経営計画を作るだけではその効果が半減してしまいます。業績を上げる経営計画とするためには、経営者、幹部、社員が計画に対して約束(コミットメント)することが不可欠です。社員に対しては計画達成が自分の利益(報酬)に直結しているという現実を認識してもらう必要があるでしょう。ここではこのプロセスをどう作っていくかということをお話しします。 Read More…
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経営計画発表会: 幹部、中核社員の自覚を促すには?
計画は作るだけでは絵に描いた餅です。では実際に実行していくためには何が必要なのでしょうか。一つの工夫として経営計画発表会があります。こういった機会を改めて設けることで、会社の現状、進む方向性を社員の間でも共通の認識とするわけです。Read More…
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経営幹部・中核社員の能力開発の方法
社員の能力が低いとお嘆きの経営者も多いようです。実際、中小企業では優秀な人材を採用するのが難しいですよね。そこで見方を変えて、普通の人材を優秀な人材にする能力開発の方法はないかと考えてみます。よくあるのは社内研修でが、効果に関しては疑問があるのではないでしょうか。幹部・社員の育成には、要領よく実地での経験を積むことが有効です。そのためにはプロセスの見える化が不可欠です。プロセスが見えなければ、経験をそもそも積んでいるのかどうか分かりません。ここでは各部署の数値結果を明確にし、それにどう対応していくかというプロセスを考えてみます。Read More…
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部署別・部門別採算制
部署毎に試算表を分けてみることを専門用語で部門別採算制といいます。中小企業ではP/L(損益計算書)のみを部署毎に作成することが多いですが、中堅企業ではB/S(貸借対照表)も部署毎に作成することが多くあります。部門別採算制は事業部制・カンパニー制の基礎となる仕組みです。Read More…
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経営会議: 上手な会議の進め方
会議に関する悩みは企業にとって永遠の課題です。会議が長い、発言者が少ない等の相談も良くあります。会議を実効性の高いものにする為には、当事者意識を高めることと会議の目的を対策を決定することに絞ることです。Read More…
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期待される変化
・・・Read More…